子供が大きくなってくると学習机の購入を検討する方が増えるかと思いますが、あまりに選択肢が多く悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、最近小学2年生の長男が「子供部屋に学習机が欲しい!自分の机で勉強頑張りたい!」と言い出し、学習机についてリサーチしていたのですが、調べすぎて迷子状態。。。
特に悩んだのが値段です。ネットでは学習机の相場は平均6万円程度とのことでしたが、実店舗では8万円程度の商品も多数並んでおり、正直「学習机は機能・デザインの割にコスパが悪い」と感じていました。
そんな中、10分の1程度の値段で親も子供も満足できる机に出会いましたので、紹介したいと思います。是非参考にしてみて下さい。
学習机への不満点

先に謝っておきます。
これから学習机に否定的な発言をしちゃいます。
メーカーの方申し訳ありません。。
ネットと実店舗で多数の学習机を見て回りましたが、基本的には机(引出し付)、棚、ワゴンがセットになった以下のようなセットのものがほとんどでした。実際は写真のサンプルにさらに棚を追加したセットが大半でした。
↑一般的な学習机のイメージ
私はこのタイプの学習机に色々不満点がありました。特に気になったのが、以下の3点。
- デザインが子供っぽい。(高校生になっても使えるか?と言われると微妙。)
- 収納がやたらと多い。(自分が子供のころは引出しやワゴンは使っていなかった。
無駄な収納が増えると、物が増える&部屋がごちゃっとする。) - 一人用の机に6万円前後は高い。(安いものでも4万円以上。)
こういったモヤモヤを抱きながら、学習机を選んでいました。
妥協して、少しでもマシなものを選んでお茶を濁そうかと諦めかけていたその時、
気づいてしまったのです。
学習机に求める要素とは
そもそも学習机に求める要素は何でしょうか?
基本に立ち返って整理してみると、実は以下の点さえ押さえておけば必要十分であることに気づきました。
- 天板が適切な高さで、ガタツキがないこと
- 子供が成長しても使えるデザインであること
- 最低限の収納があること
- コストパフォーマンスが良いこと
- 子供が気に入ること!
これらの要素を全て満たす机ならば、それこそが”我が家にとっての最適な学習机”なのです。
必ずしも、世間一般で言われているザ・学習机から選ぶ必要はないのです!
PCデスクや作業机として販売されているものでもいいじゃん!
(これって、当然のようで、実は意外と見落とされている点だと思うんですよ)
ということで、ゼロベースで机探しを再開。
“子供用の学習机” ではなく、”机”とういう広いカテゴリーで探してみました。
そうしたら、意外とすぐに出会えたのです!
我が家に最適の学習机に!!
それがこちら!
大人用の非常にシンプルな棚付き机です。(イスはとりあえず父の物を借用中)
お値段、7980円(税別)と普通の学習机の約10分の1!
そして何より子供が(なぜか)これを非常に気に入りました。店で学習机とこの机を見比べてどちらが良いか?と聞くと、即答でこちらでした。
理由はこっちの方が格好いいからとのこと。最近の子供は大人びています。。。
レビュー_格安机を学習机にしてみて
今回子供の学習机用に買った格安机のレビューです。
組み立ては、大人2人で30分程度あれば組み立てられました。特に難しいことはありません。
安い物だからガタツキなどないか少し心配でしたが、そんなことはなく、机としての機能は全く問題ありませんでした。
学習机よりも若干天板の面積が狭いですが、勉強するには十分な広さは確保できており、むしろ部屋を圧迫せず、その点もGood pointでした。
質感は若干チープさがありますが、特に気になるほどではありません。
細かい点をいうと、溶接が雑ですが、こちらもよっぽど注意して見ないと気づきません。
そして、子供の反応ですが、自分の城を手に入れて大興奮。
本やぬいぐるみを並べたり宿題や公文をしたりとルンルンです。
良い買い物ができたと思います。
今回、机を思いのほか安く買うことができたため、イスと照明をにはお金をかけることにしました。
イスは子供の姿勢に、照明は目の疲れ・視力に大きく影響するため、ここはケチらず納得できるものにしっかりお金をかけようと思います。椅子のレビューはまた別記事で紹介しようと思います。
より良いお買い物をするために
今回強く感じたいのは、学習机のコスパの悪さです。
おそらく、”子供に勉強を頑張ってもらいたい親の気持ち”、”勉強机=従来の学習机という先入観”から、ついつい財布の紐が緩んでしまう仕組みなのではないかと思います。
そういった商品は学習机に限らず世の中にはたくさん存在します。
例えば、学資保険なんかもそういった類の商品です。そういった商品を買い続ける限りは、資産形成の道のりは遠回りするばかりです。
そういった落とし穴にはまらないようにするためには、しっかり本質的な目的を把握して、それに合致する商品を選ぶことが大切です。
例えば、子供が「勉強を頑張りたいから学習机が欲しい!」といった場合、学習机じゃないとダメなのか? そもそも勉強を頑張るために専用の机が必要なのか? と掘り下げることができます。
このように、「学習机が欲しい」の一言から、どこまで本質的な部分に迫れるかで、その後の行動が変わります。そして、その結果、無駄なく効果的な対応が可能になります。
と、つい難しいことを考えてしまいましたが、
自分が本当に必要としていることは何か?本質は何か?をしっかり掘り下げて考えて行動したいと思った今日この頃です。
今回の記事が、皆様の今後の学習机購入の際の参考になれば嬉しいです。
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