僕は5年前に戸建てを買いました。当時は、子供が小学校に入るような年齢になったら引っ越しも難しくなるだろうから、住む場所を決め、そこで家を建てて暮らすことが当然だという考えでいたからです。
今思い返すと、もっと他の方法があったかな、、、という後悔も正直あり、実際に戸建てを購入し、不動産投資の勉強をした上での今の考えをまとめました。
これから家を買うか、賃貸で行くかを悩まれている方の参考になれば幸いです。
まず結論から言うと、“中古戸建てヤドカリ投資の生活”が僕にとっての最適解です。
ヤドカリ投資については、分かりやすく解説されているサイトがたくさんあるので、そちらを見て頂きたいのですが、ざっくりいうと、家を買っていったんは住むのですが、リフォームや地価の上昇等により家の価値が上がったら売却か賃貸にして自宅を住み換えていく方法です。住み換えるたび売却ならキャピタルゲイン、賃貸ならインカムゲインが期待できます。
このような考えに至った理由は、1つ前の記事に書きましたが、不動産投資の勉強を始めたことがきっかけです。不動産投資関連の書籍を色々読んでいくうちに、投資金額が高い “アパート1棟買い” や “区分マンション”よりも、中古戸建てをリフォームして貸し出す投資の方が自分には向いているなと思うようになりました。何より、リフォームをして物件の価値を上げる過程がとてもおもしろそうです。
ただ、実際問題、リフォームといっても業者も知らないし、何からは初めていいかもわからない、、、。そう思った時に、もしリフォームに失敗しても最悪自分が住めいいじゃないかと。初めの一歩が出しやすいし、一連の流れも経験もできるし、素晴らしいじゃないかと。笑
実際には、そう単純な話ではないとは思いますが、自分の家なら失敗しても、事業で失敗したときよりも心の平静が多少は保たれると思うのです。
家は住めるだけで特にこだわりがない人もいると思いますが、物件のチラシを見て家の間取りを見ながら、ここはこうしたいとか、こうすれば面白いよね、とかあれこれ考えるのが楽しいと思える不動産好きの人にとっては、ヤドカリ投資はお金の面だけでなく、気持ちの面でも投資妙味のある投資と言えるではないかと思います。
僕は知識も経験も全くないのですが、不動産が好きなことと、リフォームを自分でもやりたいと思っていることもあり、不動産投資の勉強は楽しいです。大掛かりな工事はできないと思いますが、クロス張りなど資格や免許が不要な作業は、ぜひ自分でも出来るようになりたいと思っています。
不動産投資は動くお金が大きいので、株式投資に比べて参入する人が少ない印象です。しかし逆にいえば、そのハードルをリスクコントロールした上で越えたら、参加者が少ない分、勝率も高くなるのではないでしょうか。(←この辺りは僕の願望で、根拠はないです)。それに前回の記事でも書きましたが、毎月一定の家賃収入があるというのは心強いですし、株式などの金融資産の中だけで分散投資をするのではなく、実物資産にも振り分けることで家計全体の分散投資が実現できるという点では、不動産というのは魅力のある資産となりえます。
そんな考えを巡らせている僕ですが、現実には住宅ローンを組んで購入した持ち家が既にあるので、中古戸建てヤドカリ投資は実現できません。涙 あと5年早く不動産投資の勉強を始めていれば、、、と後悔の念は消えませんが、かといって、5年前に家を買った判断が全くの失敗だったという訳でもありません。月々の返済は周辺のアパートの家賃よりも若干高いものの、その分面積は広いし、子供の大騒ぎを抑えなくてもいいし、何より、好き勝手使ってえるという気楽さは良いです。またご近所さんにも恵まれています。お金には換算できない部分での満足度があればよしと思っています。それに、後悔したところで何も変わりませんから、過去の決断が正解になるように頑張りつつ、未来をどう作るかに意識を向けることの方が大切ですよね。
最後は自分を慰めるかのような書きぶりになってしまいましたが、いつか不動産投資に挑戦したいという思いは変わらないので、引き続き不動産に関する勉強をしていこうと思います。
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